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少し早いが秋アニメや終わるアニメのまとめ [アニメ・マンガっぽい]

 まだ月半ばだが、今日書かないとなんだか機会を逸してしまいそうだ。

 この秋の新作にはそこそこ面白いものが多かった。

 やはり「侵略イカ娘」がよかった。テンポ、バランス、雰囲気。イカ娘には不本意だろうが全く安心して見ていられる安定感あるハートフルコメディーだった。原作ストックはないだろうから今月で終わるだろう、やっぱり。

 「神のみぞ知るセカイ」もヒロインがそれぞれ個性的で面白かった。中川かのん編は歌も楽しいし特によかった。

 「それでも町は廻っている」はなんだか宇宙人やら幽霊やら怪しいフィールドに傾斜しているが、雰囲気的には元々怪しいのでさほど違和感がない。

 「えむえむっ!」は話が何でもありの展開になってもおかしくないところがあるのも面白いし、みおの美少女っぷり(画的にだけだが)がいい。

 「テガミバチ REVERSE」は今月で終わってもおかしくない雰囲気を醸し出しているが、どうなんだろう。少しずつ核心に近づいてきて盛り上がってきた。まだ入り口、ではあろうが。
 「とある魔術の禁書目録Ⅱ」は、見てて飽きさせないが物語の収束が曖昧で少し散漫に感じる。

 今月で終わりそうな作品について。

 「伝説の勇者の伝説」は展開的にはまだこれからだろう。このところ珍しい本格派のストーリー作品だったのに、この程度のところで今週終わってしまうのは惜しいことだ。

 「屍鬼」も最終盤にかけて盛り上がってきている。殺伐とした血なまぐさい方向にだが、サスペンスホラーなのだから仕方ない。ここまで人の側から見ると鬱々と進んできたが、やっと逆転の展開を迎えた。そんな中、このところ屍鬼側の具体的な事情が垣間見えている。少し遅かった感があるが、あまり前に両側から書き込むのも感情移入先が定まりにくくなるので、難しいところだろう。どうやら悲劇から悲劇、という展開らしい。

 「刀語」は、終わりそうではなく既に終わった。高いクオリティと凝ったつくり、独特の雰囲気で1年間楽しませてもらった。エピローグの味は好きだ。

 で、いずれにしろ今年のアニメは(も?)総じて小粒だった。

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