そして、時は動き出す・・・まどか☆マギカはまだ観てないが

　あの日、３／１１以来止まってしまった時計の針が、やっと動き出すことができる、と感じます。非常に幸いなことに。
　何が幸いといって、少なくとも茨城に住む多くの親戚の、不幸な話が聞こえてくることなくすみました。いや、農業をしてる親戚にはこの先も心配がありますが、とりあえず今のところ大事件はないようです。

　なので、個人的に時計が進み始まりそうです。昨夜、首都圏で、１ヶ月以上を経て３本連続で放送された、魔法少女まどか☆マギカの再放送を最後に。ちょうどあの日放送される予定だった１０話から最終回まで見終わる頃に。

　実際まだ放送がなかったら、この先も、ずっとあの３月が続いているような感覚を覚えていたに違いありません。これは冗談でなく実感です。
　そして、仕事以外はまったりと過ごし続けたに違いありません。

　どうまったりしていたかというと、『生徒会の一存』の原作を読んでました。
　初めて読んだラノベです。また、この先別のラノベを読もうという気概、開拓心も若さも精神力もありません。ヘタをすると最初で最後、であるかもしれません。
　で、気分的にひたすらまったりしました。なんだかとても幸せでした、といっていいくらいです。アニメと比べて特に知弦さんが描きこまれているようだったのがよかったです。
　思い返すと、なんだか現実逃避じみた日々にも思えてきます。

　が、こちらも、もうそろそろ最後です。既刊はもう、まだ買ってない一冊の番外編しか残っていないようです。

　それに、もう、あの、まどか☆マギカの物語の続きを観てしまいます。
　まどか☆マギカを見終わる頃には、現実に回帰することになるでしょう。いや、もう見始めたら恐らく現実感が戻るでしょう。
　あれはそういう物語です。『生徒会』とはまた違う、フィクションの醍醐味です。

　そして、現実感を取り戻した私は、とりあえず、寮住まいだ休日出勤だで片付ける時間なく散らかり放題のまま放置されている、家の掃除をしなければならないでしょう。

　ところで、なんでこの記事はあまり使わない、ですます調で書かれている（つもり）かというと、そのつもりでそうしたわけではありませんが、明白に『生徒会』の原作者葵せきな氏の後書きの影響を受けたからだと思われます。
　まあ、それもこれっきりでしょう。

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