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S9900vsX20デジカメ対決結論:S9900圧勝 [電器っぽい(電機電子・AV・ITっぽい)]

 ニコン S9900と富士写真フィルムX20。ここまで書いてきた経過で既にどちらに魅せられているかは明白だ。

 コンデジ対決結論。
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 S9900の圧勝。
 いうまでもないことだが、独断と偏見による私見だ。世の中に客観的な”意見”などというものは存在しない。

 S9900は素晴らしい。2倍、3倍が当たり前だった世代にとって、30倍ズームは新世界、別世界、別天地。ズームに頼らず自分で足で動く、という単焦点標準レンズ使いの高潔なるこだわりは思想・哲学から主義に、いっそ単なる趣味に堕する感がある。それがコンパクトカメラであること、それがもたらすのは想像を超える驚愕の機動力だ。
s9900_0349x768.jpg
この写真は撮りに行ったわけではなく、完全に通りがかり。
 X20も趣味に堕するのは同じ。正直ファインダーとリング式ズームを除き、撮った写真を比べてそれ程の差異を感じない。F2.0~2.8の明るい4倍ズームレンズ、大きめの1/1.7インチCMOSセンサー。それで品位にどんな差があるのかないのか、印象はS9900もX20もどちらも悪くないし、並べてもはっきり分からん。白は白潰れする感じもする。暗いところでのフォーカスは不安。だがそこにズームを諦める程の差があるのかというと、あとは趣味と慣れの問題だ。X20の優位性を感じるような撮影は、私には多くない。

 200mm位のレンズだと見えてるものを大写しするためにある(それだけ人の目は優秀といえる)。750mmは小さく見える遠くのものを間近に引き寄せる。

 S9900、X20はカメラとして目指す方向が異なるので、やや異種格闘技戦気味ではある。でもコンパクトカメラの目的は、気軽に撮りたい写真をとること、に変わりはない。その意味で、1週間使って、どちらも気軽ではるが、S9900の方が撮りたい写真を撮れる可能性が大きそう、ということだ。

 恰好のブログネタに1Wで結論がついてしまった。元気パワー3か月分くらいは消費した。

 ただし、なおそれでも私の愛機はX20である。この先使う機会がめっきり減ったとしても、言い張る。

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