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中国が尖閣を本気で取りに来るなら逃げ道はない [社会っぽい]

 ひどいことになった。中国で完全な暴動、テロが行われた。

 これほどのことになるとはまったく思っていなかったが、大使館の車からむしりとられた幾らもしない日の丸は、結局とんでもなく高くついた。あの日の丸で一罰百戒できていたなら、これほどにはならなかったのではと感じる。侮られると、こういうもの、ということだ。

 読んでいないが尖閣諸島が第2の竹島になるという雑誌の吊り広告があった。
 TVで、そのためのシナリオもあるらしく、実際に南沙諸島で行われたという解説を見た。

 原則的に考えれば、専守防衛とはいえ、TVでいっていたシナリオ通りならば、現状からすれば侵略行為ととらざるを得ない行為を他国の軍隊が行おうとするのであれば、それは全力で排除しなければならない。中国漁船を保護しようと審判してくる中国軍を断固拒否し(もちろん実力で、この場合口で言っても無駄)、漁船の漁師は不法入国者として海上保安庁および警察が対応する。
 この場合、、中国でも軍部では中央よりもより過激な考え方が幅を利かせている可能性も高いので、下手をすれば、出方によっては、本当に戦争になってしまいかねない。
 戦争が起こるときというのは、得てしてこんなものということだろうか?

 戦争をとるか、「第2の竹島」をとるか、の選択にもなるとしたら、どちらをとるべきだろうか。現実的には第2の竹島のほうが損が少ないようにみえる。が、どのみち隣国の侵略国家と仲良く付き合えるわけがないし、そんなことをするべきでもない。
 そう考えれば「第2の竹島」でも、やはり日本は中国といういまや巨大となった経済圏との交流を失ったようなものだ。

 中国が尖閣を本気で取りに来るなら、どのみち日本には逃げ道はないということだろう。そうなったら、軍事的にしろ経済的にしろ、本気で事をかまえるしかない。

 そんなことにはなってほしくないものだ。どのみち日本には損しかないのだから。

 国際社会は、こんな場合、実質的にはあてにならないだろう。中国は経済大国としてこそ、ここ最近の新興国だが、政治的には安保理常任理事国に入るれっきとした政治大国だ。

 第3の道として、尖閣も竹島も放棄する、くれてやってしまう、というのが総合的には一番目先の損の少ない方法だと思うのだが、そんな道をとる国は、さすがに国家としての態をなしているとは言えない。

 まったくいやなことになったものだ。
 これまで同様中国政府の本腰の取り締まりでうやむやになるのが、一番現実的に助かるのだが、中国が新海図を提出したり、漁船団が今にもやってこようという状況の中で、そんな期待はできるものだろうか?

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