ログインできなかった、なんてこと。

　まったく久々にここの管理ページにログインしようとしたら、なんとログインできなくなっていた。

　すわＩＤが乗っ取られたかと思ったが．．．

　ＩＤを、So-netが勝手に変更していた。

　まいったまいった。一体何が起こったのかと思った。

　確かにいろいろと不安なことは多いご時世ではあるが、いくらなんでも普通、パスワードだけならまだしも、IDを勝手に変更するか？

　まあ私も悪いのだが、So-netのメールはスパム以外届かないゴミ箱同然のアカウントになっているので、ほとんどみない。年２回みればいい方だ。まあこのブログも数か月おきにしか更新してないが。

　その、ゴミ箱内に、アカウント変更のお知らせが入っていた。

　昨今こんなふうに何かと脆弱だったりゴミまみれになりやすいネットワークアカウントだが、使い勝手は旧態依然で緊急連絡手段がなく、重要な情報もメールでしか届かない。メールがダメになれば郵送で、郵送の場合おそらく応答もとても遅く１，２週間かかっても不思議ではない。あと数か月放置してたらたぶんアカウント変更のメールも削除されてさらにわけのわからないことになっていただろう。というかアカウント変更のメールのタイトルがもし検索しにくいいい加減なものだったら、やっぱり気付かなかったはずだろう。そうすると、電話と数週間越しの郵送対応になる。

　IDがとても覚えにくい。というか、覚えたくない。とはいえ、パスワードはまだしも（これも困るのだが）、覚えやすくハッキングされにくいIDなぞおいそれと浮かばない。どうしたものか。

　ついでに、パスワードといえば、定期にパスワードを変更する、というのも、たまらん。私で言えば、ほんとに長期に覚えられるパスワードなんて、せいぜい３種類くらいだ。それ以上を長期的に覚えておくのは不可能だ。
　おまけに８から１６文字で数字とアルファベット（＋記号といわれることも少なくない）混在だ？そんな忘れることなく都合のいいフレーズがいくつもあってたまるか。頭の外に、つまりファイルに書いて書いておくようでは安全とは言えないし。
　だいたい「語るに落ちる」というとおり、そうやってパスワードをしょっちゅう変えるのも本当に安全かわからない。ランダムな記号をいくつもパスワードにできる天才ならいざ知らず、私みたいに引き出しの少ない人間が無理やり設定されるパスワード、それをいくつも晒されては、手の内を明かしているようなものなのではないか。全部ログられたら、むしろ危険では？

　とまれ、とりあえずIDを見なくてもわかるものに変えたい。見ないとわからないIDとパスワードは、見るとき自分以外にも見る機会を与えることが多々あるし、どこかに書いておかねばならないから、これもむしろ危険である。ああ、困った。