ダイソーの手帳に騙された・・・

　たいがい、ダイソーの製品にガッカリする時は、気に入った製品が消えてなくなった時か、コストダウンで明らかに品質を落とされた時が多いが、今回は例年より手間はかかってるのに、余計な真似をされてガッカリすることになった、というパターンで、いってみれば珍しいケースではある。

　ダイソーは毎年今頃来年の手帳を売る。私のお気に入りだ。
　いや、お気に入り「だった」。
　簡単な月間予定欄と残り全て罫線だけ入ったフリーフォーマット、というのが要求にマッチしていたからだ。しかも￥１００で安い。なので、２年前くらいから、年に５冊以上使ってきた。気軽にこういう使い方が出来るのも￥１００ならではだ。
　カラーバリエーションが多いのも、換えたときに分かり易くてよかった。

　今年は５冊くらいでは足りなかったので、今年は７冊買った。

　ところが、これがとんだ無駄遣いとなってしまった。

　なんと、今年の手帳は、フリーフォーマット部分が、１／３くらいしかない。残りは月間予定と毎日の予定だかメモだかを書くようになっている。フリーフォーマット部分以外使わず、多い時は１日５ページ分くらい費やす私にとっては、１ページが１週間＝７日でちまちまと７等分された領域など、何の価値もないただのデッドスペースであり、つまり今年の手帳は去年までの手帳と比べて、１冊が実質１／３くらいの価値しかない。

　だいたい、こんなありふれたフォーマットの手帳は、どこでもいくらでも手に入るし、こんなある種”真っ当な”手帳は一年に１冊あれば十分だ。

　一年に一冊しかいらない、ということは、私は今年６冊余計な手帳を買ってしまったのである。

　それなら通年で売っている、完全なフリーフォーマットの手帳を買えばいい、と思うかもしれないが、日付が最初から入っている予定表部分も少しはあると、何かと楽だし分かり易い。その年のカレンダーがあると何かと便利だし。

　私が中も確かめず例年と同じと思って買ったのが悪いのだが・・・なんとも悔しいし、使い勝手のなじむ手帳がまた消えてしまい残念でもある。

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