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参院選を前に自民党をどうしても許せないこと [社会っぽい]

 参院選の季節だ。各候補がそれぞれ好きなこと・都合のいいことだけを喋りまくる、でも会社に缶詰のサラリーマンに届くことはほとんどない、そんな不毛な季節が始まる。

 自民党(与党というべきだろうが)に対して何をさておいてもどうしても許せないことがある。これはもうずっと昔から許せないが、今回は先延ばしが先まで決まってる分、ある意味最悪といえる。衆院の定数是正を極めて中途半端にしたことだ。2020年の大規模国勢調査を使って見直し、というが、国勢調査の結果がすぐ出るわけでもなく、結果が出てすぐにそれが反映されて見直されるわけでもない。まともな見直しがされるのは2022年以降とか(3/15日経)、ふざけ過ぎてる。アダムス方式でも完全に平等になるわけでないので気に入らないのに、2010年の国勢調査に基づいて抜本是正するのはおかしいといってそれすら先延ばし。それ以上のどういうもっともな根拠があるのか理解できないだろう案を採択した。

 不平等の是正を、意図的に避けた。一票の格差の作為的な”放置”。これは絶対許せない。自民党案の方がよりよく是正されるなら別だが、そんな話はついぞ聞かないし、だいたい決まる前も決まった後も、じゃあ具体的に今回の是正で格差がどうなるのか、その数字がまったく出てこないのが怪しい。

 2022年まで、自民党に投票するかどうかは、民主主義の根幹にかかわるマイナスを上回る成果を認められるかどうかにかかる。

 私的にはこのように自民党はマイナスからのスタートなのに、民進党に投票する気にならないのは何故だ。


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