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アナログ停波というなんていうことない一日 [電器っぽい(電機電子・AV・ITっぽい)]

 さて、7月24日のテレビのアナログ放送終了、アナログ停波のことである。

 なんで今頃こんなことを書くのかというと、当日調子が悪くて時折うなりながらへばっていたからだ。なので結局一日中うちにいたのだが。

 切り替わりの時間に録画のひとつもしてやろう、と急に思い立ち(いつもの悪い癖)、ケーブル配信で勝手にデジアナ変換でデジタル放送の映像が流れているなか、わずかに残るBSアナログとUHF(チバテレ、TOKYO MX)の4つの録画予約を入れた。
 予約を入れた、というと一言だが、実はBSケーブルは、1レコーダーにしかつながってなかったために、いろいろおろおろとケーブルをつなぎながらになり、
 その結果、BSはNHKのBS1、BS2(正確にはすでにBSプレミアム(旧BS hi)になっていたが)のつもりが、BS2の代わりにWOWOWを録ってしまった。
 さらに、せっかくだからアナログのWチューナーを持ちながら結局一度もアナログ放送を録画することのなかったRD-T1でアナログ録画をしてやろうと思ったが、RD-T1はデジタル対応機種なので”BS”アナログチューナーは持っていなかったことに、アンテナ線を引き回してつないだ後で気づいたりと、無駄にドタバタしてみていた。

 それからNHKとNTVの特番を録画したり、もう1局切り替わりの瞬間何をしてるかリアルタイムで見てやろうと思って昔使っていた4型の液晶TVにアンテナをつないだりつけてたりする間に、あっという間に時間は過ぎ、気づくと12:00 1分前くらいになっていた。
 結局液晶はフジテレビ(デジアナ変換デジタル放送)を映し、ブラウン管はBSを映して、ご存知の人はよく知るようにフジテレビのカウントダウンの途中でブラウン管のBS放送は放送終了画面になった(デジタル放送はアナログ放送より1秒くらい遅れる)。
 NHKの放送終了画面は少しカラフルで、UHF局は青地に白字だったので、うちで見ることの出来ない民放局はどんなカラフルな画面だったのだろう、と思ったが、後でニュースで見たところでは、NHK以外は各局ともUHF局同様の画面だった。

 この状態ではまだ信号は流れているので、本当に信号を停止したのは、ご存知のとおり、7月24日24時だが、こちらのほうは、その後寝込んでいる間に過ぎてしまい、砂嵐しか見えなかった。ちなみにうちのテレビ本体はチューナーが壊れているので、もともと砂嵐はいつでも見放題だ(そういう問題でもないが)。

 容易に想像できることではあるが、結局はなんてことない一日ではあった。
 まあ”ユートピア”の終わりなんてこんなものであろう。後になって30cmの円盤が妙に懐かしくなったりするように、丸みを帯びたブラウン管やゴーストの乗った映像が懐かしくなるのだと思われる。
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